麻酔・蘇生学大学院生 麻酔・蘇生学大学院生

麻酔・蘇生学
大学院生
Anesthesiology and Resuscitology

Anesthesiology

医療が高度化かつ複雑化していく中で、新しい医療技術の研究・開発を行うことは、大学および大学病院の重大な使命の一つと考えています。
岡山大学麻酔・蘇生学講座は、講座開設以来、麻酔薬の臓器障害、筋弛緩薬の作用機序、気管支平滑筋の生理作用、敗血症の病態解明と診断・治療に関する研究、脳虚血の病態、脳蘇生の治療、慢性痛の病態解明などの基礎研究や、人工呼吸、血液浄化、小児心臓麻酔に関する臨床研究など、世界に発信できる研究を行い数多くの業績を残してきました。
現在では、主にショックに伴う臓器不全、脳虚血、難治性疼痛の機序解明や最先端治療を目指した基礎研究、およびEBMに基づいて新しい医療技術の開発や最適な医療の提供を目指す臨床研究を行っています。

Message メッセージ

大学院入学のタイミングは、初期研修医(ARTプログラム)から専門医取得前そして取得後と人それぞれですが、最初の1年間は大学病院での臨床業務に従事して研究の方向性を考えつつ、大学院卒業に必要な単位を取得し、2年目以降に麻酔・蘇生学分野の「基礎研究」もしくは「臨床研究」の各研究グループに分かれて研究を進めていきますが、テーマによっては基礎研究教室での共同研究も可能で、また希望者にはアメリカ・オーストラリアなどへの海外留学を推進しており、大学院在学中の留学も可能です。
在学期間は原則4年間ですが、3年間の早期卒業も可能です。また社会人大学院生として臨床に従事しながらの研究生活も可能です。
興味のある方は、ぜひ一度下記までお問い合わせ下さい。見学も常時受け付けております。

Voice 先輩の声

Voice 01 臨床の疑問を
解き明かす面白さ

臨床の疑問を解き明かす面白さ 臨床の疑問を解き明かす面白さ

大学院入学のタイミングは、初期研修医(ARTプログラム)から専門医取得前そして取得後と人それぞれですが、最初の1年間は大学病院での臨床業務に従事して研究の方向性を考えつつ、大学院卒業に必要な単位を取得し、2年目以降に麻酔・蘇生学分野の「基礎研究」もしくは「臨床研究」の各研究グループに分かれて研究を進めていきますが、テーマによっては基礎研究教室での共同研究も可能で、また希望者にはアメリカ・オーストラリアなどへの海外留学を推進しており、大学院在学中の留学も可能です。
在学期間は原則4年間ですが、3年間の早期卒業も可能です。また社会人大学院生として臨床に従事しながらの研究生活も可能です。
興味のある方は、ぜひ一度下記までお問い合わせ下さい。見学も常時受け付けております。

臨床の疑問を解き明かす面白さ 臨床の疑問を解き明かす面白さ

大学院入学のタイミングは、初期研修医(ARTプログラム)から専門医取得前そして取得後と人それぞれですが、最初の1年間は大学病院での臨床業務に従事して研究の方向性を考えつつ、大学院卒業に必要な単位を取得し、2年目以降に麻酔・蘇生学分野の「基礎研究」もしくは「臨床研究」の各研究グループに分かれて研究を進めていきますが、テーマによっては基礎研究教室での共同研究も可能で、また希望者にはアメリカ・オーストラリアなどへの海外留学を推進しており、大学院在学中の留学も可能です。
在学期間は原則4年間ですが、3年間の早期卒業も可能です。また社会人大学院生として臨床に従事しながらの研究生活も可能です。
興味のある方は、ぜひ一度下記までお問い合わせ下さい。見学も常時受け付けております。

Voice 02 女医支援枠で叶える、
研究と育児の両立

女医支援枠で叶える、研究と育児の両立 女医支援枠で叶える、研究と育児の両立

岡山大学を卒業後、初期研修は岩国医療センターで勤め、麻酔科専攻を志しました。後期研修は香川労災病院で勤め、麻酔・集中治療・ペインクリニックの基礎を学ばせていただきました。その後は高知医療センターで難度の高い症例を、近森病院で心臓血管外科の麻酔を多く経験させていただき、平成30年より岡山大学病院麻酔科に所属しています。
また私事になりますが、令和元年に第1子、令和3年に第2子を出産しています。出産後は女医支援枠を利用させていただき、現在は週3日を岡山大学病院で臨床に従事しています。子供の急な熱発などでお休みせざるを得ない時も多々ありますが、快く柔軟に対応をしていただいております。

女医支援枠で叶える、研究と育児の両立 女医支援枠で叶える、研究と育児の両立

大学院には令和2年に進学し、急性臓器不全グループに配属されました。進めている研究は、ラット出血性ショックモデルにおける臓器傷害をβblockerで軽減できるか探るものです。研究日は平日週2日および土曜日も含めた週3日で行っています。夫婦共働きかつ両親の支援はないので、基本的には保育園に子供を預けることができる日中に研究を進めています。最初は手技が不安定で長い間成果が出ずに苦しみましたが、いまでは少しずつ結果が得られるようになりました。また当グループでは週に1回の朝カンファレンスを行っています。論文抄読やグループ内で進行中の研究報告を行い、知見を得る機会となっています。

大学院進学前は育児と両立できるか不安でしたが、臨床・研究ともにサポートを受けながら進めることができています。研究を行うことで、より深い病態の理解や、論文の読み方、統計の考え方などが少しずつ身についてきました。大学院での経験を通してより深い診療を行えるようになり、また後進を育成する先導者・教育者としての考え方を学ぶことができると感じています。大学院に興味がある方は、ぜひ一度門戸を叩きにきてみてください!