教授挨拶

 

岡山大学麻酔・蘇生学講座は、過去30年余の歴史で、おそらく全国で最も数多くの麻酔科医を育ててきました。我々の臨床活動は下図に示すとおり、手術室における麻酔業務を中心として一方はCritical Care、一方はPain Therapyの領域をカバーし、すべて責任ある立場で活動しております。麻酔科医とは周術期管理、集中治療、疼痛治療、救命救急医療を抱合した専門医集団であると考えております。関連病院においても全く同じ方針です。“何よりも患者が優先する”を理念に、すべての領域で世界に通用する医療を目指し、研究活動も臨床に即した研究を理想としております。
臨床講座である以上“臨床なくして研究なし”と言うのが私の考えです。臨床は必要条件であって十分条件でないことは言うまでもありません。高度な臨床レベルの上に、より高度な研究レベルを重ねる義務があると思っております。
森田


 
教室の歴史
 
1965年
  岡山大学医学部麻酔学講座として開講(初代主任教授 小坂二度見)
 
1966年
  岡山大学医学部附属病院に麻酔科を新設
 
1971年
  岡山大学医学部附属病院に集中治療部を新設
 
1973年
  第20回日本麻酔学会総会を主催
 
1977年
  岡山大学医学部附属病院に麻酔科病床を開設
 
1978年
  第12回日本ペインクリニック学会総会を主催
 
1981年
  第1回日本臨床麻酔学会総会を主催
 
1982年
  岡山大学医学部附属病院に大型高気圧治療タンクを設置
 
1983年
  第10回日本集中治療学会総会を主催
 
1984年
  岡山大学医学部附属病院に高気圧治療部を新設
 
1986年
  岡山大学医学部麻酔・蘇生学講座と改名
 
1988年
  第7回日本蘇生学会総会を主催
 
1990年
  第1回日米麻酔会議を主催
 
1991年
  第2代主任教授に平川方久就任
 
1996年
  第34回日本麻酔学会総会を主催
 
1996年
  岡山大学医学部附属病院に冠動脈疾患治療部を新設
 
2001年
  岡山大学大学院医歯学総合研究科麻酔・蘇生学分野開設
 
2002年
  日本集中治療医学会第29回大会を主催
 
2002年
  第3代主任教授に森田潔就任
 
2004年
  第10回硬膜外麻酔研究会を主催
 
2004年
  麻酔の日(日本麻酔科学会中国四国支部主催)を岡山にて開催
 
2005年
  第10回日本心臓血管麻酔学会を主催
 
2006年
  第13回静脈麻酔・Infusion Techonology研究会を主催
日本麻酔科学会中四地方会を主催
 
組織図

 

教授 森田 潔
准教授 横山 正尚
科長
副科長
医局長
病棟医長
外来医長
 
森田 潔
横山 正尚
溝渕 知司
佐藤 健治
中塚 秀輝
部長
副部長 
 
森田 潔
片山 浩
部長
副部長 
 
森田 潔
松三 昌樹
 
 
 
 
岡山赤十字病院
岡山医療センター
岡山済生会病院
津山中央病院
広島市民病院
呉共済病院
福山市民病院
福山医療センター
香川県立中央病院
香川労災病院
三豊総合病院
岩国医療センター
鳥取市立病院
姫路赤十字病院
高知医療センター
亀田総合病院
 
部長 時岡 宏明
部長 谷口 正廣
部長 小林 洋二
部長 杉山 雅俊
部長 多田 恵一
部長 宮崎 峰生
部長 小野 和身
部長 八塚 秀彦
部長 瀬戸 甲蔵
部長 西本 雅彦
部長 小松 達彦
部長 佐伯 晋成
部長 浅尾 保宏
部長 松本 睦子
部長 武田 明雄
部長 小林 収
 
 
 
 
 
 
教室紹介
  岡山大学麻酔・蘇生学講座は、1965年に小坂二見教授を初代教授として開講され、35年を越える歴史を持ちます。1971年には日本で最初に集中治療部(ICU)のシステムを整え、1981年には高気圧治療部、さらに1996年には心臓集中治療部(CCU)を加え、日本でも有数の充実した施設になっています。

大学内には約40名の医局員を抱え、13室の中央手術室では年間約3,500例の麻酔症例を行い、肺・肝臓移植術後など重症患者を収容するICUの8床および先天性心疾患術後患者を主に収容するCCUの6床の管理を24時間体制で行っています。さらに毎日のペインクリニック外来および術前外来と高気圧酸素治療、13床の麻酔科病棟の入院患者の治療をすべて麻酔科医局員で行っており、その業務は非常に多岐にわたっているといえます。

当教室では早くから他科のローテーターを廃止し、医局員のみでの手術室・ICUの管理を行ってきました。そのことにより高度先進医療を担う質の高い麻酔や集中治療が可能となり、他科からの信頼を得るのみならず、研修医からも評価され多くの入局者を迎えて来ました。2002年までは全国から毎年15名程度の研修医が入局していますが、研修医は決して手術室の麻酔だけではなく、ICU、CCUの管理において術後管理はもとより全ての臓器の蘇生をはかる集中治療医学、さらにはペインクリニック、高気圧酸素治療など多くのことを学ぶ機会を与えられています。2年間の研修の後は、十分な成果をもって他科に転科するものもいますが、多くは麻酔科蘇生科の臨床のおもしろさ、学問の奥深さに魅了され、更なる研修に入っており、その積み重ねが現在の教室を支えています。

麻酔はその種類のいかんに関わらずトレーニングを積んだ専従の麻酔医によりおこなわれるのが理想であり、欧米では常識とされています。しかし日本では麻酔医数の不足によりいまだ実現できていません。現在当教室に席を置く教室員は250名を越え、中四国のみならず関西、関東の地域基幹関連病院を中心に数多くの常勤麻酔科医を派遣し、少しでも早くこの理想を実現するべく努力しています。
 
 
連絡先
 
医局長
  溝渕 和司  
メール
  info@okadaimasui.com  
住所
  〒700-8558岡山市鹿田町2-5-1  
TEL
  086-235-7778  
FAX
  086-235-6984  
(C) 2007 Okayama University Graduate School of Medicine, Dentistry, and Pharmaceutical Sciences
Department of Anesthesiology and Resuscitology