痛み診療専門医 Pain Management Specialist養成コース

ペインクリニック分野に興味と熱意のある医師を募集しています。

岡山大学では2002年より、ペインセンター部門を設立しました。ペインセンターは、ペインクリニック、ペインサービス、ペインリサーチの3部門からなり、総合的診療を目標に痛みの教育・臨床・研究を行っています。

ペインクリニック

月~金曜日までの毎日外来を行っています(水曜日は新患・院内紹介のみ)。対象疾患は脊椎疾患を中心に多岐に渡ります。整形外科や精神科をはじめ各科との連携も良好です。その他、腫瘍センターとの連携によりがん性痛の症例も増えています。

外来では星状神経節をはじめ各種超音波ガイド下ブロックを行っています。また放射線部と連携して日帰りのX線透視下ブロックも行います。

入院では7床の入院ベッドを有しており、火・木曜日午後は入院患者を中心に手術室でX線透視下治療を行っています。これらは神経根、交感神経、ガッセル神経節などへの神経ブロックに加え高周波熱凝固治療、硬膜外内視鏡治療、脊髄刺激療法などを行っています。またIVR-CTや血管撮影室を利用したブロックも行っています。

ペインサービス

当科では他科を含む病院全体の痛みの管理も重視しており、「痛みのない病院」を目指しています。ペインセンターでは急性痛・慢性痛を問わず他科から依頼された患者さんを回診し、痛みを管理しています。また緩和ケアチームにもコアメンバーとして関わり、身体症状の緩和を行っています。さらに急性痛ペインサービスの一つとして無痛分娩も担当しています。

ペインリサーチ

神経ブロックを中心に独自の発展を遂げた日本のペインクリニックは大きく評価されるべきです。ただし神経ブロックがどのような機序でまたどのくらい痛みに効果を示しているのかなど、「痛みを科学する」必要があります。ペインリサーチでは日頃の痛みの診療について疑問に思うことや調べてみたいことなどを臨床研究することはもちろんのこと、基礎研究と結びつけて解決していくことが出来ます。さらに神経ブロックの発展を含めた新しい治療法の研究も必要と考えています。このような「痛みを科学する」ために岡山大学病院は最適な環境であると自負しています。現在行っている研究にはラットを用いた神経障害性の痛みの基礎研究をはじめ、CRPS治療やエピドラスコピーの効果の臨床研究などを行っています。

これら3つの部門が密接に関連して理想的な痛みの教育および管理ができると考えています。

ペインクリニックの外来診療を学びたい、神経ブロックの技術を学びたい、緩和ケアを学びたい、痛みに関する研究を行いたい、など様々な希望にそった研修が可能です。
またあなたの参加によりさらにペインセンターを充実させることができます。興味と熱意のあるあなたを歓迎します。