OUAR DIARY

神戸赤十字病院 初期研修医 菊池茉優

2022年8月27日に麻酔・集中治療セミナーに参加させていただきました。
最初に森松先生から「麻酔科医の交代は患者の転機に影響するのか」という大変興味深い論文をご紹介いただきました。内容はもちろんのことですが、論文の読み方やスライドの作成・発表のコツなど、最新の知見のinput・outputの方法も含め大変勉強になりました。
その後は呼吸をテーマに、4人の先生方にご講義いただきました。気道確保の方法や注意点、波形を正確に評価したうえでの人工呼吸器の設定方法などについて、先生方の研究内容も交えながらわかりやすくお教えいただきました。また、気道確保困難例についても提示いただき、CTによる挿管前の評価や気管切開の準備など、適切な検査や綿密な計画が必要であることを学びました。
午後からはVRを用いたPICCのシミュレーションを体験させていただきました。初めてのVRは臨場感があり、実際に術者の目線で手技を体験できるため、スムーズに手順を理解することが出来ました。先生方にアドバイスを頂きながら、思う存分練習することができ、貴重な経験となりました。
麻酔科医としての第一歩を踏み出すにあたり、大変充実した一日となりました。この度はこのような機会をいただき本当にありがとうございました。

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岡山大学病院 初期研修医 横山和輝

麻酔科といえば循環管理・呼吸管理のスペシャリストというイメージがかなり強く、是非勉強したいと思い今回の夏セミナーに参加しました。特に気道の異常は素早く正しい対応を求められる怖さからか個人的には麻酔中の出会いたくないトラブルの代表格として君臨しております。今回のセミナーでは気道トラブルのリスクをどのように事前に見つけるか、リスクが高いと評価した時にどのような準備をして麻酔に臨むか等の気道トラブルと出会わないための工夫やマスク換気困難/挿管困難になった場合にどう行動するべきか先生方の体験談を踏まえながらご教授いただきました。事前の評価や入念な準備、失敗した時のバックアップを用意しておく事の大切さを実感しました。今後の麻酔科研修のみならず、当直での救急対応でも応用できそうな貴重な講義ありがとうございました。

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