OUAR DIARY

2022年5月27日に、岡山大学麻酔科蘇生科 春セミナー・教室説明会が開催されました。中四国・関西地方から約30名近い人数の医学生と研修医が参加され、改めて岡大麻酔科プログラムの人気の高さ、認知の広さを認識しました。

初めに、岡山大学麻酔科専攻医プログラムの特徴として3名の先生方から当教室についてご紹介いただきました。

「周術期麻酔について」・・松岡 義和先生
私自身が一年間岡山大学病院で研修させていただいた頃を思い返しながら、拝聴させていただきました。岡山大学病院で一年間研修をすれば専門医申請に必要な症例は全て揃います。症例が豊富なだけでなく、毎回指導医の先生に術前から術中、そして術後管理まで丁寧に指導を受けることができます。そのクオリティー高い教育の背景には、岡大麻酔科の指導医陣のほとんどが博士号・留学・サブスペシャルティ(集中治療・ペイン・心臓麻酔・小児麻酔・産科麻酔 etc.)を取得しており、かつ豊富な臨床経験を有していることが挙げられます。

「集中治療部(ICU)について」・・鈴木 聡先生
岡山大学病院のICUは二部署あり、20床以上ものベッド数を麻酔科が管理してます。外科系患者はもちろん、内科系・産科系重症患者も入室し、Surgical ICUはもちろん、Medical ICU・Neuro ICUとして病院の中央診療部を担っております。特に岡大麻酔科において特徴的なのは、小児心臓手術や移植手術の周術期管理が学べるところです。レジデントの頃から、このような難しい重症例に触れながらも指導を受けられるのは岡大麻酔科専攻医プログラムの特徴です。

「ペインセンターについて」・・荒川 恭佑先生
ペイン外来では、特に神経ブロックに力を入れた治療を行っており、時には手術室で麻酔科が治療を行っております。私もレジデント時代に、積極的に患者様の神経ブロックやトリガーポイント、時に透視下神経根ブロックを学ばせていただきました。また新規患者様の予診をとることで、指導医の先生からペイン外来特有のラポール形成やコーピングについての考え方を学ばせていただきました。

次に、谷真規子先生より岡山大学麻酔科専攻医プログラムの概要についてご説明がありました。専門医プログラムは学生や研修医にとって今後の4-6年間の方向性を決める大事なプログラム選択となるため、専門医機構の内容をとても分かりやすく説明して下さいました。参加者の皆さんもスムーズに理解が進んだ様子でした。

最後に、僭越ながら私が実際に岡山大学麻酔科専攻医プログラムを修了した立場から、研修体験記を発表させていただきました。結論は三つ。①「三つ子の魂百まで」麻酔科医としての土台を築くはじめの数年間がとても大事!②「限界突破」いつか自分より高いレベルがいない状況になったとき、何も考えられないことがないように!③「同期」同期に出会いましょう!同期がいるから支え合って頑張れる!

この三つを満たす数少ない専攻医プログラムの中でも、岡山大学麻酔科専攻医プログラムは特級品です。学生時代、東京の某研修有名病院の救急ICUへ見学に行きました。その際にそちらの部長先生に言われた印象的な言葉があります。「なぜ君は、岡山大学病院という麻酔・集中治療医学の日本のメッカにいるのにウチへ見学に来たのか?」
それほどに岡大麻酔科のパワーが全国区であると実感した瞬間でした。

皆さんもまずは一度見学にお越しください。
その目で直接、研修するレジデントの姿・指導するスタッフの姿を見れば何か心の奥で掻き立てられるものがあるはずです。

次は夏セミナーこと直島セミナーがウェブ開催されます。全国的に人気となった本セミナーは、岡大麻酔科蘇生科が総力をあげて洗練された内容を毎年お届けしており、これきっかけに麻酔科を志した研修医も今まで見てきました。
この投稿を機に、興味を持ってくださる方が増えれば幸いです。

文責 医員 松岡 勇斗