OUAR DIARY

医員 西本 れい

2019年10月18日から22日までの5日間、アメリカ合衆国フロリダ州オーランドで開催されたANESTHESIOLOGY 2019に参加しました。American society of Anesthesiologists (ASA) annual meeting ANESTHESIOLOGY 2019 (米国麻酔学会議) は、世界中の麻酔科医14000人以上が参加する学会であり、私もいつかは参加してみたいと思っていました。この度、私自身の基礎研究について演題応募したところ、幸運にも採択され、参加する機会を得ましたので、ご報告いたします。

オーランドは日本との時差は約13時間、直行便はなく、乗り継ぎをして、日本を出国してから約20時間後に到着しました。私は成田空港での出国を選択しましたが、さすがに疲れました。オーランドに到着した時には22時にも関わらず、多国籍の人々が行き交っており、数あるディズニー観光地の一つであることを実感しました。

翌20日に学会会場に向かい、Registrationをしました。今回の会場 Orange county convention center は、アメリカ第2位の広さを誇る会議場で、コンサートホールもあるそうです。私の発表は最終日でしたので、20日は激しい時差ボケと戦いながらlectureにいくつか参加し、企業展示場では岡山大学病院ではおなじみ、Belmont のブースの大きさにびっくりしました。世界シェアなんですね。

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私が宿泊したホテルにはASA2019の参加者がたくさんおり、また日本人麻酔科医を対象にした企業セミナーの会場にもなっていたので、参加しました。思いもよらず、古巣の同僚に出会ったり、今年の直島セミナーで講演頂いた和歌山県立医科大学の川股教授がいらしたり、とても思い出深い参加になりました。

MeetingのLecture は、有料のハンズオンやグループセッションも含めて多くが1時間の構成になっていました。確かに丁度いい感じの長さで、質疑応答はプレゼンターと直に話し合っていました。会場が広くて迷うことも多かったのですが、そこかしこに係員の方が立っており、いろいろ案内してくれます。ホテルや空港などでもそうですが、本当に気さくに案内してくれました。

Thank youとお礼を言うと、本当にいい笑顔で「You’re welcome.」と返してくれます。正直、いいところだなぁと感動しました。

発表は最終日22日の朝7:30から開始のセッションでした。ANESTHESIOLOGY 2019の演題に基礎研究は少ない印象でした。Moderatorという進行役の座長が2人いて、個々のポスタープロジェクターに映された8人の演者のポスターを見ながら、発表してすぐ質疑応答、次のポスターに移動、 を繰り返していく形式でした。座長と発表者しかいないようなセッションでしたので、1時間程度で終了しました。同日午後には、東京の国立がんセンターにいらっしゃる塩路先生のポスター発表があったので応援(?)に行き、夕飯をご一緒しました。

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はじめての海外学会の参加でしたが、英語が苦手でも、話したいことがあるんだという姿勢で臨めば、ほかの誰かが助けてくれたりして、発表を終えた頃には充実感で満たされていました。これからこういった海外の学会へ赴くだろう若手の皆さん、early exposure (岡山大学麻酔科専攻医に与えられる海外学会参加プログラム)のあとは、ぜひ研究発表や症例発表を海外の学会でチャレンジしてみることをお勧めします。また違った意味での自分の成長を感じられる経験になると思います。

最後になりましたが、このような機会に恵まれたことは、寛裕な森松教授をはじめ、医局員の皆様のご厚意の賜物です。この場をお借りして、勤務調整など尽力頂きましたこと、心より御礼申し上げます。