OUAR DIARY

レジデント 角森 雅樹

この度、2018年11月1日~3日の3日間、福岡県北九州市で開催された日本臨床麻酔学会第38回大会に参加させていただきました。

私はこの学会で治療後有痛性神経障害の症例報告をさせていただくことになっていました。まず、恥ずかしながらほとんど無知であったこの疾患について勉強するよい機会を得たと思います。また、発表の準備段階では、発表内容はもちろんのこと、ポスターのレイアウトや色使いなど、今後の自身の発表の基板となりうる大切な要素を上級医からみっちり指導を受けることができました。さらに、科内の予行でも多くの先生方から貴重な意見を得て、発表の準備に生かすことができたと思います。学会当日の発表は、練習の時ほどには流暢にしゃべれず、後悔が残るものとなりました。しかし、質疑応答で、類似の症例を経験された他院の先生からの質問やコメントをいただく中で、疾患に対する考察をより深めることができたように感じました。今後学会発表を行う機会はどんどん増えていくことになるかと思います。今回の経験をしっかり自分のものとして今後とも精進していこうと思いました。

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私はペイン領域に興味を持っていることから、学会中の講演はそちらを中心に聴講しました。最も印象に残ったのは「ペインクリニックと漢方医療」という講演でした。これまでは○○痛にはこの薬!という風に単純に覚えてしまっていた部分がありましたが、漢方ならではの痛みの分類があり、西洋医学とは全く違ったアプローチの仕方があるということをこの講演を通じて学びました。ペインクリニックの知識や技術は一朝一夕に身につくものでありませんが、少しだけ知識が増えたように思います。今は手術麻酔を中心に臨床トレーニングを積んでいますが、今後はペインクリニックの分野に関してもしっかり勉強していこうと決意を新たにしました。

学会期間中には岡山大学関連病院の先生方との食事会もありました。忙しい平日には聞けないような、仕事に対する思いや今後の展望など、様々な先生方からアツいお話を聴くことができて非常に有意義でした。

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この度の学会参加は、普段の業務やこれからの学術活動に取り組むに当たって大きな活力となりました。このような貴重な機会を与えて下さり、本当にありがとうございました。