OUAR DIARY

レジデント 根ヶ山 諒

この度、2018年6月2日から6月4日にデンマークのコペンハーゲンで開催されたESA2018に参加させていただきました。デンマークはドイツの北側に位置し、シェラン島という島の東部にコペンハーゲンがあります。まずデンマークに降り立った最初の感想は「暑い!」です。事前に調べていた天気予報では最高気温が23℃前後だったので、過ごしやすいと思っていましたが、想像以上に日差しが強く、現地の方々は皆真夏の服装でした。ホテルやレストランに行っても冷房はなく、どうやらデンマークでも例年にない異常な暑さだったとのことでした。また、日の長さにも驚きました。現地時間の22時頃に外を歩いてもまだ日本の夕方くらいの明るさがあり、翌朝も4時くらいにはすでに日が昇っていました。

さて、本題の学会に関してですが、初日の朝にオープニングセレモニーが行われました。セレモニーの会場はとても広く、照明やスクリーンのデザインも迫力があり、日本よりもスケールが大きい印象を受けました。オープニングではチボリ公園の少年衛兵隊の演奏が行われ、とても盛り上がっていました。デンマークならではの演出でした。私達は筋弛緩薬、呼吸器、疼痛管理、モニタリングなどの講演を聞きました。筋弛緩の講演では、ステージ上に実際の手術室に見立てたセットを作り、外科医、麻酔科医などの演者が実際に現場での一幕を演じながら講演していました。ユーモアを交えながらのプレゼンで新鮮さを感じました。ポスター発表では、小児の全身麻酔症例における声門上器具の発表を聞きました。AuraGain群とi-gel群に割り付け、両群のリーク圧を比較した研究でした。結果はi-gel群の方が優位にリーク圧が高かった、ということでした。当院ではAuraGainではなく、AuraOnceという製品が採用されているため、一概には言えませんが今後の参考になる内容でした。

学会以外では、ラジオメーターという血液ガスの機器を扱っている会社の本社へ訪問しました。そこでは、森松教授が岡山大学でのこれまでの研究や今後の展望、血液ガス機器に求めることなどをプレゼンされました。ラジオメーター社の社員の方々からもたくさんの質問があり、とても興味深そうにされていました。私自身もそのやりとりを間近で見ることができて、とてもインパクトがありました

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また、夜には学会に参加されていた他の日本の病院の麻酔科医の先生方との懇親会もありました。学会の感想や発表で困った経験など貴重なお話を聞くことができました。

今回の学会では、個人的には発表はありませんでしたが、数多くの日本人の先生方が発表をされているのを見ることができました。いずれ自分もこのような場で発表ができるように頑張っていこうと思いました。ただ、講演やポスター発表を聞いてみて、改めて英語の壁を痛感しました。今回の経験を機に日頃からなるべく英語に触れる努力をしなければならないなと思いました。

最後に、今回このような貴重な経験をさせていただいた森松教授を始め、多くの医局員の方々に心から感謝したいと思います。ありがとうございました。

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