OUAR DIARY

Early Exposure in CHICAGO

2016年10月22日~26日、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴで、American Society of Anesthesiologists (米国麻酔科学会:ASA)のannual meetingが開催されました。ASAのannual meetingでは、世界各地から麻酔科医が集まり、国境を越えたディスカッションが行われます。

今回私たちレジデント3人は森松教授に同行させていただき、勉強する機会をいただきましたので、ご報告させていただきます。

岡山大学病院麻酔科蘇生科には、教授や医局のご厚意により、『Early Exposure』という制度があります。レジデントや若手医師の国際的な視野を広げるため、外国の学会に参加して世界トップレベルの医療・研究に直に触れる機会をいただける制度です。

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会場は吹き抜けになっており、洗練された内装で圧倒されました。麻酔の歴史や術後鎮痛に関しての講義を聴きましたが、英語が早く聞き取れなかったり、肝心なところで単語の意味がわからないなど、歯がゆい思いをしました。また、ケースレポートにも立ち寄りましたが、外国のレジデントの発表を見て、私たちも近い将来海外学会で発表したいという思いが強くなり、刺激を受けました。

滞在中に現地の病院見学の機会もありました。
訪問したのはAdvocate Christ Medical Centerでシカゴ中心地から一時間弱の郊外にある総合病院です。シカゴ首都圏で最も大規模な病院で、心臓移植・肺移植といった先進医療から救急医療、さらにはホスピス・ホームケアまでカバーしていて患者の治療をシームレスに行うことができます。

私たちが見学させていただいたのは集中治療室ですが、心臓外科手術後の患者を収容するASHU(adult surgical heartcare unit)、胸部外科術後および外傷患者を収容するユニットなど専門分野ごとに細分化されていました。病室はすべて個室で広々としていました。
また麻酔科フェローシップのドクター二人と話す機会もあり、麻酔症例はある程度自分でピックアップできることやレジデント教育はシカゴ大学と連携していること、またプライベートなことまで質問に答えていただきました。

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また、夜はT.J.Gan先生や、Sessler先生の講義があり、とても勉強になりました。

自由時間では、私たちレジデントはシカゴ観光に出向きました。ウィリスタワーでシカゴの街を一望し、ステーキやシカゴピザ、ジャズを堪能するなど、学術、観光ともに楽しませていただきました。

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この度は、お忙しい中学会に参加させていただきありがとうございました。海外の学会の雰囲気を感じることができ、とても刺激的な経験でした。これを機に、麻酔はもちろんのこと、英語も勉強して情報を世界に発信できる麻酔科医になれるように頑張ろうと思います。

文責 岡崎・越智・部村