OUAR DIARY

日本心臓血管麻酔学会に参加して

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この度2016/9/16-18に横浜で開催された上記学会に参加してきました。この学会に参加するのは初めてでしたが、自分の興味のある循環に関する内容が多く、あらかじめセミナーやハンズオンを予約していたので充実した学会になりました。

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具体的には、初日は森松教授のランチョンセミナーと以前より勉強したかったCPBの講義、ブタの心臓を使用したWet Laboなど、2日目は杉本先生の術後AKIに関するシンポジウムと藤田昌賞ノミネートの塩路先生の発表、自身のポスター発表など、最終日はTEEハンズオン、専門医コースレクチャーなどでした。

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中でも、Wet Laboは貴重な経験になりました。普段は離被架の反対側でしか見ることのない心臓に実際に触れるという経験は新鮮でした。弁や腱索ってこんなに薄くて細くて頼りない組織なんだなとか、AV nodeはこの辺にあるからPMのVSDではblockに注意が必要なんだなとか、TEEでみているのはこの断面なんだなとか、学ぶことが多かったです。私も含めて心外の術野をみてもよく解らないという方には、もしかしたらとてもお勧めのハンズオンセミナーかもしれません。

また、小児心臓手術に関する他の施設の方の発表をみてわかったことですが、ポンプからの立ち上げで使用するカテコラミンの種類を始め、施設による管理方法の多様さに驚きました。当院の様にPDE-Ⅲ阻害薬のみで立ち上げる施設は稀だと、以前からきいていましたが。

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最後の専門医コースレクチャーは数ヶ月後に専門医試験を受ける人向けの講義でやや難しく、3時間以上休憩無しだった事もあり流石に疲れましたが、勉強になりましたしモチベーションupに繋がりました。

今回は期間中空いた時間があまりありませんでしたので学会以外の活動は殆ど出来ませんでしたが、横浜の街のお洒落な雰囲気は感じることができました。最終日の朝に海岸付近をジョギングしたときはとても気持ちよく、何だか住んでみたくなる様な街でした。

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最後になりますが、学会参加の為前日に出発出来る様御配慮してくださいました先生方、ありがとうございました。

文責 黒江 泰利