OUAR DIARY

IARS 2016に参加して

IARS2016 (in San Francisco) で発表しました塩路先生、黒江先生からの報告です。

塩路先生より

 2016年5月20日から24日にアメリカのサンフランシスコで開催されたIARS 2016で発表をしてきました。学会の報告、発表内容の報告をさせていただきます。

 学会では術中肺保護戦略に関する講演、Kosaka Award演題、森松先生が座長をされたポスター発表、黒江先生のポスター発表などを聴きました。肺保護戦略は基礎的なことから臨床的なことまで広い範囲の内容で勉強になりました。またKosaka Award演題は発表のレベルが高く、議論も熱くさすがだなと思いました。森松先生が座長をされたポスター発表では小児せん妄の研究など集中治療領域の発表がありました。英語の発表を理解し、質問をすることはすごく難しいことでそれをされている森松先生はすごいなと思いました。黒江先生のポスター発表はカプノメーターに関する発表でホテルでの連日の練習の成果もあり立派な発表をされていました。さすがだなと思いました。

 私の発表演題は「High flow nasal cannula versus nasal continuous positive airway pressure for the treatment of respiratory failure after pediatric cardiac surgery: a retrospective study」でポスタープレゼンテーションでした。Critical care medicine のセッションでした。小児心臓手術に関する演題は他にありませんでした。後ろ向き研究にした理由、High flow nasal cannulaで誤嚥が増えないのか、鎮静の量は違うのかなどの質問をいただきました。質問の内容は理解できましたが、返答を英語で表現するのが難しかったです。今年も金澤先生に助けていただきました。また、発表時以外で興味を持ってくれた先生に説明を聞かせてと言われました。こんなことは初めてだったのでうれしかったです。

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 学会以外でも、様々な大学の先生と食事会、フィッシャーマンズ ワーフ散歩、ゴールデンゲート・ブリッジ見学など充実した時間を過ごせました。

 今後の目標は、次の海外学会では積極的に質問をして、発表に対する質問にもしっかり答えることができるようになりたいと思います。

 忙しい中このような機会を与えて頂き感謝しています。ありがとうございました。

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黒江先生より

 この度サンフランシスコで5/21-24の4日間開催された麻酔の国際学会IARSに森松教授、助教の金澤先生、医員の塩路先生と共に参加してきました。

 今回、塩路先生と私にはポスター発表がありました。塩路先生とは相部屋で、共に3日目の発表まで毎日昼夜問わず発表の練習をしました。私の発表は、カプノメーターとパルスオキシメーターを使ったIPIという呼吸のパラメーターを全身麻酔後に使用した研究でした。特に私は初めての英語の発表だったこともあり塩路先生に何回も聞いていただきました。本番では長身で強面な先生方に囲まれながらも何とかプレゼンテーションは終えたものの、質疑応答では英語の内容は半分も解らず、金澤先生の助けを借りながら自信初の海外発表は終わりました。

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 Kosaka Awardという最優秀演題を選ぶセッションでは吸入麻酔薬の脳への作用に関する研究をはじめ6題ほどのノミネート演題に対し活発な議論が行われていました。しかし実際は中々その内容が頭に入ってこず、森松教授に後で内容の詳細を教えていただいたり各々の研究内容の評論をしていただいたりして大変勉強になったと同時に、自分の英語力の無さを痛感しました。

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 学会会場の外では、サンフランシスコの港町 Fisherman’s Wharf、有名な吊橋 Golden Gate Bridgeなどを訪れました。とても雰囲気の良い街並みと、瀬戸大橋や明石海峡大橋とは少し違う立ち姿の吊橋は、一見に値します。また、海外の公共交通機関を使用する難しさも実感しました。日本人麻酔科医の先生方との懇親会もありました。普段あまり交流する機会のない先生方とも留学の話など情報交換できたのも勉強になりました。

 最後にこのような機会を与えて下さった森松教授、小林医局長、他医局員の先生方に御礼申し上げます。ありがとうございました。