OUAR DIARY

5月9日(土)に、岡山大学麻酔蘇生学教室開講50周年
記念式典・祝賀会が開催されました。

 午前の部は、岡山大学鹿田キャンパスJホールで朝10時から岡山大学麻酔蘇生学教室同門会総会が行われました。
同門会総会に続いて、岡山大学麻酔蘇生学教室開講50周年記念講演として、Duke大学のDavid Warner先生とAustin病院のRinaldo Bellomo先生からご講演を頂きました。Duke大学はアメリカ・ノースカロライナ州、Austin病院はオーストラリア・メルボルンにありますが、この両先生の教室には、当麻酔科より多数の者が留学しており、現在も留学している医局員がいます。Warner先生からはNeuroanesthesia: Origins And The Futureというタイトルで脳神経外科における麻酔の歴史から、これからの課題まで、非常に興味深いお話を頂ました。Bellomo先生からはThe Effect of Oxygen on Atelectasis and Mechanical Ventilationというタイトルで、酸素療法にまつわる最新の研究成果について、大変貴重なお話をいただきました。

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午前の部の最後に、岡山大学麻酔蘇生学教室開講50周年記念コンサートとして、岡山フィルハーモニック管弦楽団・岡山バッハカンタータ協会に演奏していただきました。モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲、ワーグナー:「タンホイザー」より「歌の殿堂をたたえよう」、ヴェルディ:「椿姫」より「乾杯の歌」、ヴェルディ:「アイーダ」より「凱旋行進曲」の4曲を演奏いただきました。

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午後の部は、会場をホテルグランヴィア岡山に移し、開催されました。
14時から、岡山大学麻酔蘇生学教室開講50周年記念式典が森松博史教授の司会により始まりました。
はじめに、同門会長の多田恵一先生よりご挨拶を頂きました。このご挨拶により、同門一同の結束がより深まったと感じました。
次に、来賓の先生方よりご挨拶を頂きました。日本麻酔科学会理事長の外須美夫先生、岡山大学病院長の槇野博史先生、国立がん研究センター理事長の堀田知光先生よりご挨拶を頂きました。
つづいて、「岡山大学麻酔蘇生学教室50年の歩み」を愛媛大学名誉教授の新井達潤先生よりスライドを使って紹介いただきました。50年の歩みを、おもしろく愉快なトーンで紹介いただきました。

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つづいて、「岡山大学麻酔蘇生学教室のこれから」を森松先生よりお話しいただきました。現在の岡山大学をリーダーとして牽引されている森松先生からの熱いお話でした。
つづいて、特別講演を、岡山大学副学長の吉野正先生の座長のもと、2010年ノーベル化学賞受賞・パデュー大学特別教授の根岸英一先生よりご講演いただきました。さすがに知的な話が満載で、とても刺激的なご講演でした。「化学者として夢を追い続けて80年~幸せになるための4つの条件~」と題してご講演を頂きました。

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 16時から、岡山大学麻酔蘇生学教室開講50周年祝賀会が岡山大学長の森田潔先生の司会により始まりました。
祝賀会は、森田学長のご挨拶から始まりました。初代教授小坂先生にまつわる江田島精神、「率先垂範の精神」「倒れて後やむの精神」のお話がありました。
次に、小樽市立病院事業管理者・病院局長の並木昭義先生、Ausitin病院のBellomo先生よりご挨拶を頂きました。
乾杯のご発声は、日本臨床麻酔学会会長の鈴木利保先生より頂きました。
400名以上の参加者による賑やかな祝宴ののち、祝賀会後半の部が始まり、川崎医科大学教授の中塚秀輝先生より「岡山大学麻酔科50年間の10大イベント」の発表がスライドを用いて行われました。多彩な写真を用いた楽しいお話でした。

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その後、聚修会を代表して佐賀国際重粒子線がん治療財団理事長の十時忠秀先生よりご挨拶を頂きました。
その後、日中友好の歴史コーナーが岡山大学法学部教授の張紅先生の司会により始まりました。

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上海交通大学瑞金病院主任の于布為先生、河北医科大学教授の張立生先生より日中麻酔友好の創生期から現在に至るまでをお話しいただきました。
中国側からの記念プレートと日本側からの烏城彫の記念品交換が行われました。
次に、壮大な舞台効果のもと、中国の伝統芸能である「変顔ショー」が行われました。
サプライズとして森田学長自身が舞台で演技されました。

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最後に、多田先生・岡山大学麻酔科賀来隆治先生・清水一好先生による(恒例の?)万歳三唱により会は締めくくられました。

参加者の皆様の岡山大学麻酔科への熱い思い・親愛の気持ちが表に出たすばらしい会であったと感じました。

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