OUAR DIARY

日本区域麻酔学会に参加しました

 本学会は岡山県にて初年度が開催され、今回が2回目でありました。会場は群馬パース大学という綺麗な施設でした。天候にも恵まれ、会場にもどことなく開放的な雰囲気を感じました。私は2日目の土曜日から参加し、午前中のハンズオンセミナー、午後の幾つかの講演・演題を受講し、ポスター発表を見学して帰りました。その中で特に貴重な経験となったのがハンズオンセミナーです。初級者向けという規格であり、私と同世代の先生も参加されていました。大腿神経ブロック、坐骨神経ブロック、腹横筋膜面ブロック、腕神経叢ブロックの4つの神経ブロックについて各テーブルごとに別れ、ボランティアの方に実際にエコーを当てさせてもらい、神経を描出する練習をしました。

写真01講師の先生の目線で詳しくエコー操作の解説をして下さり、テキストを見るのとは違った、生の体験が出来たと思います。またシミュレータを用いて実際に穿刺をする練習もできました。神経ブロックは患者さんにとっては痛みや侵襲を伴う手技であり、こうした機会に練習を積めたことは今後の臨床に生かしていけると思います。

写真02 講演や演題、ポスター発表を通じて感じたことは、今麻酔科全体の領域において、神経ブロックが大きな関心を集めているということです。脊椎・硬膜外麻酔と神経ブロックの施行度合いは施設によって大きく分かれている様で、今大会では区域麻酔に関心の高い先生が集まっていることもあり、ほぼ全例の手術に神経ブロックを施行しているという先生もいらっしゃいました。どちらの麻酔も一長一短あり、明らかな正解はないのだと思いますが、少なくともそのどちらにも精通しておく必要があると感じました。

森松教授はお忙しい中、座長のお仕事を精力的にこなされ改めて尊敬の思いでいっぱいです。お会いできたのは本当にラッキーでした。

今回の参加を通じて、また一つ区域麻酔の魅力に触れることができました。是非今後も参加させていただきたいと思います。

文責 妹尾悠祐