OUAR DIARY

4th Accredited Advanced Mechanical Ventilation Course for Anesthesiologistsに参加して

岡原修司

 私はこの10月にスペイン・マドリッドにて開催されましたAccredited Advanced Mechanical Ventilation Course for Anesthesiologists、つまり術中管理に主眼を置いた麻酔科医のための人工呼吸コースに森松教授に同行して参加させて頂きました。

 スペインまではミュンヘン経由で約15時間程度と長い旅路でした。夜到着でその次の日スタートで、ハンズオンやディスカッションも含めて全部で3日間とハードなスケジュールでしたが、呼吸器の知識からレクチャーの方法に至るまで得るものがたくさんありました。内容は最近話題になっている術中の肺保護換気に関する内容やリクルートメントマニューバー、基本的な呼吸生理学や麻酔器回路に関することなど多岐にわたる内容で、その中に豚やラットの肺などを使用したハンズオンなどでした。呼吸生理学や人工呼吸器の波形の話のようなややマニアックな内容にいかに興味を持たせて、アイスブレーキングや症例提示などをうまく使ってこちらの世界に引き込むかなど、学んだレクチャーの技術は日本でも十分に生かせそうです。

 またハンズオンでは肺保護換気からそうではない換気方式に至るまでを実際の動物の肺の換気様式をリアルタイムで見ることができ、なぜ低用量なのかだけはなく、PEEPの併用やリクルートメントの必要性、Driving Pressureの管理などを肌で感じることができました。実臨床での人工呼吸器だけでなく、教育の面でも勉強になり、3日間のレクチャーを有意義に過ごすことができました。夜は現地や勉強に来ていたヨーロッパの方々との懇親会があり、参加しました。スペインは夜が遅く、英語疲れもありましたが、イベリコ豚を十分に堪能することができました。スペインは2回目でしたが、海外旅行にもおすすめです、ぜひどうぞ!

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