「先天性心疾患術後妊婦の経膣分娩時に硬膜外麻酔による
無痛分娩を行うことで循環動態に影響を与えるかどうかの検討」
へご協力のお願い

2012年12月31日~2018年5月29日の間に
当科において無痛分娩の治療を受けられた方へ

研究機関名 岡山大学病院

研究機関長

金澤 右

研究責任者

岡山大学病院 麻酔科蘇生科 教授 森松 博史

研究分担者

岡山大学病院 小児麻酔科 助教 金澤 伴幸
岡山大学病院 麻酔科蘇生科 医員 駿河 磨矢

1. 研究の概要

1)研究の背景および目的

欧米では90%を超える妊婦が分娩時に何らかの除痛を受けており、本邦においても無痛分娩を受ける妊婦が増加しています。多くは合併症のない正常妊娠における除痛を目的としていますが、一部の妊婦では高血圧などの合併症を理由に分娩時の合併症を防ぐ目的で無痛分娩を受けています。

岡山大学病院では、その中でも先天性心疾患を合併する(根治後)場合、心不全の増悪を防ぐ目的で積極的に無痛分娩行っていますが、明確な根拠は報告されていません。

本研究では、2012年12月31日から2018年5月29日までの間に、岡山大学病院において硬膜外無痛分娩を受けた患者様を対象とし、先天性心疾患術後患者群と心疾患既往のない患者群において硬膜外麻酔施行後の血圧・脈拍値の変動を比較することで、先天性心疾患術後妊婦に対しての硬膜外無痛分娩の安全性について検討することを目的としています。

2)予想される医学上の貢献及び研究の意義

先天性心疾患術後妊婦において硬膜外無痛分娩が安全で有効な分娩法であることが示されれば、先天性心疾患術後妊婦に対する標準的な分娩方法の指針となる可能性があります。

2. 研究の方法

1)研究対象者

2012年12月31日から2018年5月29日までの間に岡山大学病院麻酔科・蘇生科において硬膜 外無痛分娩を受けられた方23名を研究対象とします。

2)研究期間

委員会で承認が得られた後~2021年3月31日

3)研究方法

2012年12月31日から2018年5月29日までの間に当院において硬膜外無痛分娩を受けたられた方で、研究者が診療情報をもとに、先天性心疾患術後の方と心疾患既往のない方において硬膜外麻酔を行なった後の血圧・脈拍値の変動を分析することで、先天性心疾患術後妊婦に対しての硬膜外無痛分娩の安全性について調べます。

4)使用する情報

この研究に使用する情報として、カルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが、氏名、生年月日などのあなたを直ちに特定できる情報は削除し使用します。また、あなたの情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。

  • 年齢、妊娠週数、既往先天性心疾患の内容
  • 無痛分娩を行なった前後の心機能、収縮期血圧値、脈拍値
5)試料・情報の保存、二次利用

この研究に使用した情報は、研究の中止または研究終了後5年間、岡山大学病院麻酔科・蘇生科内で保存させていただきます。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し、その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。なお、保存した情報を用いて新たな研究を行う際は、倫理委員会にて承認を得ます。

6)研究計画書および個人情報の開示

あなたのご希望があれば、個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので、お申し出ください。

また、この研究における個人情報の開示は、あなたが希望される場合にのみ行います。あなたの同意により、ご家族等(父母(親権者)、配偶者、成人の子又は兄弟姉妹等、後見人、保佐人)を交えてお知らせすることもできます。内容についておわかりになりにくい点がありましたら、遠慮なく担当者にお尋ねください。

この研究は氏名、生年月日などのあなたを直ちに特定できるデータをわからない形にして、学会や論文で発表しますので、ご了解ください。

この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また、あなたの情報が研究に使用されることについて、あなたもしくは代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、2019年12月31日までの間に下記の連絡先までお申し出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。

問い合わせ・連絡先

岡山大学病院 小児麻酔科

氏名
金澤 伴幸
電話
086-235-7778(平日:8時30分~17時30分)
ファックス
086-235-6984