小倉での周術期管理セミナーに参加しました。

2017.01.28 お知らせ

初の小倉講演ですかね。
周術期管理チーム盛り上がってます。
まだまだこれからですがね。
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SCCM2017に参加しました。

2017.01.24 お知らせ

今回は3人発表、私はSCCMでは初の座長でした。
みんなよく頑張ったと思います。
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Journal Club

2017.01.19 お知らせ

JAMA Clinical Evidence Synopsis
Associations of Antifungal Treatments With Prevention of Fungal InfectioninCritically Ill PatientsWithout Neutropenia

[http://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/2598246]

Introduction
重症患者における深在性真菌症は大きな問題である。このJAMA Clinical Evidence Synopsis ではコックランレヴューの結果を要約する。重症患者において深在性真菌症の診断がつく前に予防的に抗真菌薬を投与することと死亡率との関係を見たものとまとめ、好中球減少のない患者での抗真菌薬予防投与の効果を評価する。

Summary of Findings
予防的投与では死亡率は274/1186 (23.1%) for antifungal treatment vs 290/1188 patients (24.4%) for placebo or no treatment; risk ratio [RR], 0.93 [95% CI, 0.79-1.09], P = .36)で有意差無し。
深在性真菌症の発症は57/1009 patients [5.6%] for antifungal treatment vs 105/1015 patients [10.3%] for placebo or no treatment; RR,0.57 [95% CI,0.39-0.83],P = .003)で予防的投与群で減少傾向。

Discussion
深在性真菌症の確定診断前に抗真菌薬を投与することは死亡率に影響はなかったが、深在性真菌症の発症は減らした。

Limitations
全ての抗真菌薬が使われているわけではない。ほとんどの研究ではフルコナゾールが使われている。

Comparison of Findings With Current Practice Guidelines
アメリカやヨーロッパのガイドラインでは抗真菌薬の予防的投与をハイリスク患者は推奨している。しかし今回の検討はそれを部分的にしかサポートしない。

Areas in Need of Future Study
より質の高いエビデンスが特にあまり研究されていない薬剤に関して必要である。
また予防的投与による薬剤耐性真菌症の発生も今後の重要な研究テーマである。

JAMAの新しいタイプの記事ですね。まあ誰でも抗真菌薬投与にはならないですよね。

Okayama Young Intesivist Seminarに参加しました。

2017.01.15 お知らせ

特別講演だけさせていただきました。
最近の若者の力に感服です。
継続できると良いですね。
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痛みの診断・治療懇話会

2017.01.12 お知らせ

第13回の会でした。
80名が集まりました。
整形外科のパワーを感じました。
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レジデント壮行会

2017.01.11 お知らせ

1月で転勤されるレジデントの壮行会でした。
多くの先生が集まりました。
3人とも頑張って下さい。
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教授賞表彰でした。

お知らせ

10-12月四半期の麻酔症例数表彰です。
初期研修医   三苫先生 59例(11-12月)
初期研修13ヶ月 杉原先生 97例
レジデント   岡先生  95例
医員      西谷先生 85例
皆さんご苦労さんでした。
西谷先生はお休みで後日お渡しします。IMG_0806

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第11回備前痛みの治療研究会に参加しました。

2017.01.06 お知らせ

総勢25名が参加していただきました。
次回は4月21日金曜日同じように岡山大学第2カンファレンスルームの予定です。
術後遷延痛に関する調査についても進められるといいですね。

Journal Club

お知らせ

Effectiveness of an Electronic Alert for Hypotension and Low Bispectral Index on 90-day Postoperative Mortality: A Prospective, Randomized Trial.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=Effectiveness+of+an+Electronic+Alert+for+Hypotension+and+Low+Bispectral+Index+on+90-day+Postoperative+Mortality+A+Prospective%2C+Randomized+Trial

低い血圧と低いBIS(Double Low)に対してアラームを鳴らす群とならさない群での術後の死亡率の比較。
2011年から2014年の間に82248名がスクリーングされ、20239名がランダム化。最終的に19092名が試験を完了。
90日死亡は全体で258名、死亡率はアラート群1.4% vs コントロール群1.3%;p=0.301。Double-Lowの時間が長いほど死亡率は高い。Double-Lowが60分以上の人はそれ以外の人と比べてHR 1.99 (1.2 to 3.2; p=0.005)。
アラームをならす群とならさない群では死亡率に有意差無し。Doubel-Lowの時間が長いほど死亡率は高い。