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2016.06.01 お知らせ

Lee E-H, Kim W-J, Kim J-Y, et al. Effect of Exogenous Albumin on the Incidence of Postoperative Acute Kidney Injury in Patients Undergoing Off-pump Coronary Artery Bypass Surgery with a Preoperative Albumin Level of Less Than 4.0 g/dl. Anesthesiology. 2016;124(5):1001?11. doi:10.1097/ALN.0000000000001051.

アサンメディカルセンターでのRCT

Hypothesis: 術前からの予防的低アルブミン血症に対するアルブミン投与はオフポンプCABG患者の腎臓の予後を改善する。

Patients: 20歳以上、術前のAlb < 4.0 d/dL Exclusion criteria: 術前Cr > 1.5 mg/dL
アルブミンにアレルギー、EF < 40%, 術前からの強心剤、IABP, VAS, 透析患者、再手術、弁や大動脈手術を伴うもの。途中でポンプ使用に変わったもの。 Intervention: 麻酔の導入中にアルブミングループの患者は術前のアルブミン値に合わせて20%アルブミンを100( Alb 3.5 to 3.9 g/dL),200(3.0 to 3.4),300(less than 3.0)mlを5ml/min(300ml/hr)で投与される。コントロール群は同量、同速度で生理食塩水を投与された。 Perioperative managemnet 麻酔TIVA (propofol + Remifentanil) 循環管理の方針は HR > 60, MAP> 65, CVP 8 to 12, PCWP 12 to 15, UO>0.5ml/kg, CI>2.0, SvO2 > 70%.
ベースの輸液は生食4ml/kg/hrで必要があればHESのボーラス投与。
フェニレフリン、ドパミン、ノルアド使用。
Hb<8で輸血。 術後は5%ブドウ糖液と生理食塩水とHES。 アルブミンが3.0g/dL以下の時はアルブミン投与OK。 Primary outcome: AKI after OPCAB. AKIN criteria: Crが48時間以内に0.3 mg/dL上昇または150から200%の上昇。 Crは48時間以内の最高値を使用。 Secondary outcome: 重症AKI、透析導入など 結果 AKIの頻度はアルブミン群が13.7%でコントロール群は25.7%;p=0.048 多変量解析でも OR 0.43; 95% CI 0.21 to 0.89; p=0.024 血行動態には2群間で差無し。 結論 Off pumpCABGを受けるAlb < 4.0 g/dLの患者では、予防的に術前に20%アルブミンを投与するとAKIの頻度がへる。